ステンドグラスをオーダーメイドする際の業者選びのポイント

ステンドグラスをオーダーメイドする際の業者選びにはいくつかのポイントがあります。
以下の項目を押さえている業者であれば、ある程度信頼して制作を任せても大丈夫と言えるでしょう。

ステンドグラス職人としての職人歴

まず、制作を行ってくれる職人さんの職人歴は長いのかどうかを確認しましょう。

もちろん生まれ持って手先が器用な方などは、職人歴が短くても素敵なステンドグラスを制作してくれることもあります。
しかし、ステンドグラスのオーダーメイドは、技術だけでなく経験や知識も必要となります。
そのため、やはり職人歴が長い方の方が技術だけでなく、制作経験や知識も豊富なため、あらゆるオーダーに柔軟に対応してくれるでしょう。

ステンドグラス業者のホームページなどに、「ステンドグラス職人歴〇〇年」などの記載がないかを確認してみましょう。

制作実績は豊富か

職人歴にも通じる項目ですが、オーダーメイドの制作実績の豊富さも信頼できる業者を選ぶ上では重要なポイントとなります。

ステンドグラスのオーダーメイドは上述のように高い技術を必要としますが、同時にお客様からの様々なご要望に応える必要があります。
中には、難しい・無理な注文も数多くあるでしょう。
そういった様々な制作を経験している業者の方が柔軟に、臨機応変にご要望に応えてくれるでしょう。

ステンドグラス業者のホームページなどに、「ステンドグラスのオーダーメイドの施工例」が掲載されていないかを確認してみましょう。

ステンドグラス教室を行っているか

ステンドグラス業者は、制作・販売だけでなくステンドグラス教室も開催している場合が多いです。
一見するとステンドグラスのオーダーメイドには関係の無いように見えますが、一概にそうではありません。

ステンドグラスのような職人技を必要とする業者は、基本的には一般のお客さんと接する機会は少ないです。
その点、教室を開催しているということは、常日頃から一般の方とコミュニケーションをとっているということです。

ステンドグラスをオーダーメイドする際は、こちらの要望をしっかり汲み取ってくれる業者を選ぶべきです。
そして、わからないことが多いステンドグラスにおいて、不明な点や心配な点を丁寧に説明してくれる業者の方が安心して制作を任せることができるでしょう。
そのため、普段からステンドグラス教室を開催しているような業者の方が、コミュニケーション能力に長けていると言えます。

ステンドグラス業者のホームページなどで、ステンドグラス教室を開催しているかどうかを確認してみましょう。

制作だけでなく修理・修復は行っているか

制作には直接関係無い項目のように思われますが、実は重要な項目です。

なぜなら、ステンドグラスは制作と設置が別業者ということも多々あります。
それは、制作と設置は行う作業が全く違い、どちらも専門性が必要とされるためです。

同じように、制作は行っていても修理・修復は行っていないというステンドグラス業者も存在します。
「しっかり要望通りの制作だけしてくれれば良い」とお考えになるかもしれませんが、そうではありません。
制作はしてくれたのに修理・修復は対応していないとなると、万が一破損が起こった際には、改めて修理業者探しが必要となります。

その点で、制作を行ってくれた業者が修理・修復まで対応してくれていれば、万が一の場合にもスムーズに作業を行ってくれるでしょう。
また、ステンドグラスのオーダーメイドは量産品のガラスではなく、アンティークの一点物を使用することも多いので、どんなガラスで出来ているのかしっかり把握してくれている業者に依頼する方が安心です。

ステンドグラス業者のホームページなどで、修理・修復にも対応している業者なのかを確認してみましょう。