ガラスのテクスチャの種類 その③|ステンドグラスのデザイン
- サイトトップ
- ≫ ステンドグラスのイロハ
- ≫ ガラスのテクスチャの種類 その③
このページでは「ガラスのテクスチャの種類 その③」をご紹介しています。
テクスチャは表面の雰囲気、造りのことを指し、ステンドグラスの中でも様々な種類のテクスチャがあります。
どんなも種類のものがあるのか見ていきましょう。
このページでは、「ガラスのテクスチャの種類 その③」を実例と共にご紹介します。
ハンマード
ハンマーの名前通り、ハンマーで叩いたような凹んだテクスチャで、英語表記は「Hammered」です。
しかし実際には、表面のテクスチャ側は逆に出っ張っていることが多く、裏から見るとハンマーで打ちつけたように見えます。
コード
細いひも状の筋目が無数についたテスクチャです。
英語では紐や線、コードを表す「Cord」と表記します。
イリデッセント
表面に金属結晶を薄く焼き付けたガラスで、虹色や玉虫色に光る独特なテクスチャです。
名前の「Iridescent」は、英語で虹色・玉虫色という意味です。
ダイクロ
名前の「Dichroic」とは、英語で二色性という意味です。
ガラス表面に酸化金属をコーティングしたテクスチャで、見る角度が変わると違う色(透過光色と反射光色)に見える特性があります。
フラッシュドガラス
被せ(きせ)ガラスとも呼ばれるテクスチャで、表記は「Flashed Glass」です。
透明ガラスと色ガラスの2層構造になっている特徴があり、色ガラスの方だけサンドブラストをかける事で文字や図柄を浮かび上がらせる事も可能です。
スティップル
岩のようにざらっとした独特の質感を持つテクスチャで、「Stipple」と表記します。
YOUGHIOGHENY(ヤカゲニー)社のものが元祖且つ有名で、同社の製品が多く流通しています。